「常用サイクロン」
変形前のサイクロン号。本郷猛が乗っていたオートバイであり、オンロードとオフロードの中間(トレール車)のHonda DREAM SL350 (1970)がベース。その特性から変身後もアクションシーン で使用されていた。(書籍によってはCB350DTとあるがそのようなバイクは存在しない)。
常用サイクロンのナンバープレートは「品川ま24-99」。常用サイクロンは1台しか製作してないらしく、回が進むごとにウインカーやサブライト等が徐々にとれている。今回作ったのは初登場時のフル装備タイプ。
第9話、第10話撮影中に藤岡弘氏がバイクから転倒事故を起こしたあとはHonda DREAM SL350の赤いタイプが登場(ナンバープレートは「品川よ24-92」)。本郷の常用サイクロンとはテールウインカーの位置が違う。
赤のHonda DREAM SL350初登場の第11話(製作No.11)では、藤岡氏は入院してしまったので吹き替えの役者が乗っていた。
このHonda DREAM SL350 は一文字の常用バイクとして受け継がれるが、実は第11話(製作No.11)、第13話(製作No.13)、第19話(製作No.23:この時点でフロントのウインカーは取りはずされている)では滝が搭乗したり、第15話(製作No.15)では立花レーシングのライダーガール、ミチが乗ったり、第23話(製作No.25)ではショッカーの戦闘員やムササビートルが乗ったりもしていた。なんとものんびりしている。
第29話(製作No.30)ではナンバープレートをはずし、その後なぜか傷みの激しい本郷の常用サイクロンのプレート「品川ま24-99」をつけている{第31話(製作No.34)以降}。
一文字の赤いHonda DREAM SL350が2台目の改造サイクロンに「改造」されると、一文字はサイドに「隼人」の文字が入った青×黄の同車種に搭乗した{第50話(製作No.製作No.45)}。
このマシンは、立花レーシングのライダーガール、ミチとひろみが第20話(製作No.20)でタンデムした青バージョン(ナンバープレートは「品川27-23」)を再塗装したと思われる。この際ナンバープレートも例の「品川ま24-99」に変更したのだろう。
この車体は第49話(製作No.49)では本郷のマシンとして登場。それに伴い車体は緑に再々塗装されている。また、第51話(製作No.50)では滝和也のバイクとして登場した。
一文字は第40話(製作No.46)以降は青のSUZUKI GT350(1971)を駆った。ナンバープレートはついていない。
本郷の常用バイクは、復帰後の第40話(製作No.46)話以降、第49話(製作No.49)を除き、第54話(製作No.56)まで黄色のSUZUKI GT350(1971)を駆った。(このバイクは本郷が登場しないときは滝のバイクになっていた。)
第53話(製作No.57)からは赤のSUZUKI GT380、第68話からは第63話(製作No.64)で使用した青のSUZUKI GT380(ナンバーは「51-04」)をリペイントして、ライト部にカウルがついた。これは新サイクロンの常用バイクという設定だった。
スズキのGTシリーズ詳細はこちらにて。
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